缶切りがない場合の缶の開け方は?

缶詰めは密閉性、真空性から長期保存が可能なものが多いので、自然災害時の災害食として保存するのに適しています。プルタブがない缶は、通常、缶切りを使って開けることになります。でも、缶切りが手元にない場合、缶を開ける方法はないのでしょうか。

ライフハッカーのサイトによると、道具なしでも道具ありでも、次のように缶を開けることができるそうです。

缶切りがない場合

スプーンさえも手元にない場合でも、缶を開けることは可能ですが、少し手間がかかります。

まず、缶の上部を下に向けて、セメント、石、紙やすりなどの粗い表面を缶に強く摩擦すると、缶の上部の軟金属が摩耗し、最終的に1分もかからずに、缶の上部の端に亀裂が生じます。   

缶の上部をこするときに気をつけたいのは、割れ目が大きくなって食品が外に出てしまわないようにすることです。隙間にナイフなどの鋭利なものを差し込むことで、こじ開けることができます。

また、この方法では金属粉が出ますので、食品に落ちないように注意してください。

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ナイフ、ドライバー、スプーンなどの工具を使用する場合

缶の上部は、ナイフやドライバーなどの鋭利な道具で穴を開けることができます。たとえばドライバー。 平らで安定した場所に缶を置き、ドライバーで缶の上端を何度も叩いて小さな穴をあけることができます。この穴を使って缶の上部をこじ開け、中の食品を楽しむことができるのです。

もう一つの方法は、スプーンを使うことです。これは、缶の上部の縁をスプーンの先で、変形して亀裂が入るまで削るというものです。そして、スプーンの先端を割れ目に差し込み、割れ目をどんどん大きくしていき、スプーンで缶の上部をこじ開けることができるようになります。

(翻訳編集:金水静)