龍は実在しているのか(2)

(続き)

黒山子村で起きた、黒と白のの落下事件

2000年8月4日、大雨が降った直後、中国山東省青龍鎮の黒山子村では、村全体が霧に覆われたように見えました。突然、見たこともないような真っ黒な雲と激しい突風が起きました。
20代の若者が家から出て村の外に行くと、驚くことに、黒と白の2匹の生きた龍が見えました。竜の角、鱗、爪、尾は絵画とまったく同じですが、ひげは短くなっていました。

彼はこの衝撃的なことを村人たちに伝え、すぐに村中に広まりました。
大勢の人、警官、政府関係者がこの小さな村に押し寄せました。専門家はややこしい理論を唱えて来ましたが、目の前の龍の存在を否定しました。警察は人々を追い払い、警備員を残しました。その間に白龍は姿を消し、黒龍だけが残りました。

当時の主要なメディア情報を確認したところ、龍に関連するレポートは見つかりませんでした。明らかに、龍が世界に現れたというニュースは意図的にブロックされていました。

龍の化石

歴史的記録以外に、龍の存在を示す実際の化石の証拠はあるのでしょうか?
かなり珍しいです。日本の大阪の瑞龍寺には、小さな龍のミイラが展示されています。明の時代に漁師に捕らえ、中国人の商人によって日本に輸出され、日本のコレクターが購入したと言われています。瑞龍寺に寄贈され、現在、保存されています。
このミイラは防腐処理が施され、金箔で覆われています。龍の頭には角があり、口の周りには長いひげがあり、巨大な目と 3本の爪があり、全身が鱗で覆われており、彫刻の龍とよく似ています。ミイラは体長わずか 1メートルで、未熟な幼体であるかもしれません。

近年撮影された龍の動画

龍を目撃した記録はありますが、本物の龍の写真はほとんどありません。インターネット上で、ある人が本物の龍の写真やビデオを撮影したと主張しています。その一部は偽物ですが、一部は本物であるかもしれません。

江蘇省の高陽湖で大雨が降る前に、龍を捉えたビデオがあります。その映像をみると、「龍が水を吸う」という珍しい光景に遭遇し、透明な蛇のような物体が雲の上を素早く通り抜けました。この物体を雲の後ろに隠れている龍だと思う人もいました。

別の映像には、龍は同様に本当の姿を見せず、透明な物体の形で雲の上を動き回っています。龍胴体と後ろ足がかすかに見えますが、それは、古来より伝わる龍の姿かたちに非常に近いと言えます。

これらのビデオが本当なら、龍は普通の環境では見えない可能性があり、適切な条件が整わないと写真は撮れないという発見があるかもしれません。

龍のミステリーの感想

中国の古書の記録、目撃者の話、龍の骸骨、及びビデオなどから、龍は完全に古代人の架空の想像物ではないことが推測できます。
営口龍の落下事件を目撃した蔡寿康、黄振福、張順熙などの話しによると、「龍は何の不思議もなく、珍しい動物なだけであり、私たちは龍が存在すると信じている」と言っています。現在、中国の一部の専門家は営口龍の落下事件をクジラの座礁と解釈しており、これは無責任と見なされています

古来、龍が現れたという話がありましたが、当時の画家はおそらく目撃者の一人で、見た印象に基づいて、龍の作品を創作しました。
龍は姿を隠す能力を持っているのかもしれないし、人間の前に姿を現したくないのかもしれないので、普通の人には見えないため、確実な証拠が撮れないのでしょう。

アインシュタインが言ったように、「宗教は科学的ではないと考える人もいます。私は科学を研究している者であり、今日の科学は特定物体の存在を証明することはできますが、特定の物体の非存在を証明することはできないことをよく知っています」龍の存在は現在、科学的な確認ができる範囲を超えている可能性が高く、並外れた科学理論でうまく説明する必要があります。

唐古珍