子供に避けさせたいその他のアプリ

いつの間にかプライバシーが侵されている 最も危険なAIアプリが明らかに

人々はスマホをいろいろなことに使っている。メールをしたり、友人や家族に電話をかけたり、ゲームをしたり、食べ物を注文したり、このような記事を読んだりする。しかし、自分のスマホに入っているアプリが本当に安全かどうか、立ち止まって自問したことがあるだろうか? したことがないのなら、自問したほうがよいかもしれない。

平均的に、米国人は自分のスマホに40のアプリを入れている。その中には便利なものもある。しかし、新しいレポートによると、多くのアプリは、表向きは便利なものであっても、人々のプライバシーにとって危険である。アプリは個人データを収集し、その結果を第三者と共有する。多くの場合、私たちの知識や同意なしにそれが行われている。

AIの発展は、ユーザーのデータのプライバシーに対する様々な脅威を生み出している。

ホーム セキュリティ ヒーローズ(Home Security Heroes)の研究者は、最もスマホに侵入して、データハングリー(大量のデータを必要とする)なアプリを特定するために、アップルのApp Storeにある合計159のAIベースのアプリケーションを調査した。その結果、以下のことが判明した。

1. AIアプリの75%がユーザーのデータを第三者と共有している

2. 調査したAI搭載アプリの64%が、自社のマーケティング利益のためにユーザーの個人データを追跡している

3. 調査対象となった159のアプリのうち、ユーザーが提出したデータの共有を控えたのはわずか25%だった。報告書の著者によれば、残りの75%は、「他のアプリやマーケティング会社を含む第三者とユーザーデータを共有していることで悪名高い」

4. AIアプリの74%が識別子を追跡している。識別子とは、「ユーザーのデバイスに固有の一意のシリアル番号または文字列の集合」である。識別子には、スクリーンネーム、ハンドルネーム、アカウントID、デバイスIDなどのユーザーIDが含まれる

5. 最も侵略的なAIアプリのトップ6は以下の通り

  •  Brainly
  •  Photoleap:Photoleap: Photo Editor/AI Art
  •  グーグル・アシスタント
  •  Socratic(ソクラティック)by Google
  •  DaVinci – AI生成アート
  •  Facetune -AIの自撮りと動画の加工

3千万人以上の米国人が、アップルのApp Storeで最も多くスマホに侵入するAI搭載アプリであるBrainlyを利用している。保護者、生徒、教師向けの世界最大級のオンライン学習コミュニティであるBrainlyは、ユーザーの個人データの42.86%を監視している。

Brainlyと同じく、米国で数百万回ダウンロードされているPhotoleapは、ユーザーの42.86%のデータを監視している。米国人の37%近くが音声アシスタントを使用している。グーグル・アシスタントがそのうち最も人気のアプリである。アシスタントを使用しているのであれば、データへの依存が低い代替手段の使用の検討をお勧めする。

 

子供を守る

アプリはデータ収集以外にも有害な場合がある。別の報告書では、英国警察によると、児童の性的搾取者がオンラインで子供を狙うために好んで使用する10のアプリが挙げられている。

これには、匿名で写真やビデオメッセージを投稿・共有できるソーシャルメディアアプリ、Whisperが含まれている。Whisperが利用可能な187か国のうち、最大のユーザーベースは米国にある。小児性愛者はまた、 Calculator(電卓) %を使用している。電卓アプリとして販売されているが、実際は秘密の写真保管庫である。

性的搾取者が好むもう1つのアプリは無料のオンラインチャットサイトOmegleである。心配なことに、年齢認証も必要ない。もう1つのアプリ「Yubo」(以前は「Yellow」として知られていた)は、10代の若者向けのTinder(マッチング)という表現がぴったりだ。このアプリは、若者が左右にスワイプして新しい友達を見つけることを奨励している。

更にもう1つのアプリは、以前はHot or Notとして知られていたChat & Dateである。TinderやYuboと同様、スワイプ、いちゃつき、現実世界での出会いを促進する。これが、多くの児童性的搾取者がこのアプリを使いたがる理由だ。

もしあなたが幼く多感な子供を持つ親なら、その子の携帯電話をチェックし、この記事で取り上げたアプリをダウンロードしていないか確認することをお勧めする。もしダウンロードしていたら、すぐに削除だ。

毎日、少なくとも50万人の児童性的搾取者がオンライン上で、次のターゲットを求めてアプリやチャットルームを探し回っている。年齢を偽り、完全にでっち上げた人格を作り上げることで、これらの搾取者は無防備な子供たちを偽りの安心感へと誘う。

何日も、何週間も、何か月もかけて、誤った信頼の土台の上に関係が築かれる。搾取者らは質問をし、メモを取り、そして集めた情報を武器にして、子供たちを愛する人から隔離する。ひとたび孤立すると、搾取者は襲いかかる。

仮想世界は広大で手に負えない場所であり、最も邪悪な動機を持つ危険な人物で溢れている。現実世界と仮想世界の境界線が曖昧になり、子供たちがオンラインで過ごす時間が長くなるにつれ、子供を狙う犯罪者の数も増えていくと予想される。用心しよう。自分自身を守り、子供たちを守ろう。

 

本記事で述べられている見解は著者の意見です。必ずしもエポックタイムズの見解を反映するものではありません

研究者、エッセイイスト。「ニューヨーク・ポスト」や「シドニー・モーニング・ヘラルド」「ニューズウィーク」などに寄稿歴多数。