日本人医師が独自の「糖質制限食」を考案、3か月で17kg減量(2)

(続き)

食事制限や激しい運動なしで体脂肪をなくす

西脇俊二医師によれば、本当の痩身とは体重を減らすことではなく、肥満の元凶である「体脂肪」を減らすことだといいます。 体脂肪が減れば体重は自然に減り、それこそが唯一の健康的な痩身であり、体が肥満状態に戻らない唯一の理想形なのだと言います。

西脇俊二氏はその著書の中で、どんなダイエット法も守れなかった中年肥満男女が60日間で8kg以上痩せたと述べています。中でも「無理なく続けられる」という感想が最も多かったと言います。

鈴木絵美さん(35歳・主婦)は、

「運動不足が長かったので続けられるか心配でしたが、毎日お腹いっぱい食べて3日間で体重が2kg、体脂肪が1.3%も減るとは思っていませんでした」

と語りました。

市川景子さん(43歳・会社員)は、

「3食しっかり食べて、食後に簡単な腹筋運動をしていましたが、3日間で2kg痩せ、体脂肪も2%減りました。特に、もともと太っていたお腹が明らかに小さくなりました」

と感想を述べています。

日本の森出版社編集部の寺崎氏(Terasaki)は、糖質オフ生活に挑戦し、わずか3日間で驚くべき変化が起きました。

 「むくんでいた足が元に戻り、家族からは『これがあなたの足か』と驚かれました。長年あった肌荒れもかゆくなくなり、少しきめ細かくなった気がします。娘が文句を言っていた私の大きなお腹も痩せました。そして何より、砂糖中毒の気持ちがだいぶ薄れました」

とネットに投稿しています。

甘いものを避けるには?

糖分の多い食事を避けるには、食品に含まれる糖分に特に注意することが大切で、以下のような提案があるので参考にしてください:

バランスの良い食事、葉物野菜を積極的に摂る

西脇俊二氏はさらに、一見バランスの取れた食事に見えるが、米、パスタ、果物、特定の根菜類などは、糖質が多く含まれていることがあると説明しています。 ほうれん草のような葉野菜を選びましょう。

また、果物に含まれる糖分は「果糖」であり、リンゴやバナナなど中性脂肪になりやすいのです。

糖分の多い野菜は避け、葉物を選ぶ (kuro3 / PIXTA)

良質なタンパク質を選ぶ

良質な動物性タンパク質を摂取することで、身体に必要なビタミンやミネラルを補うことができます。 例えば、肉や魚には必須アミノ酸が含まれていますが、脂身の多い肉は体に良くないのですね。

豚肉にはビタミンB1、鶏肉にはビタミンB6、牛肉には亜鉛が含まれています。

サバ、イワシ、メカジキなどの魚介類にはオメガ3脂肪酸が含まれ、血流をスムーズにし、脳の働きを高めてくれます。

貝類や甲殻類には、コレステロールを下げ、血圧や血糖値を下げるタウリンが含まれているのです。

卵はタンパク質が豊富で(卵白は1日3個まで)、血液中のコレステロールのほとんどは肝臓で合成され、食事の影響はほとんどないため、コレステロールを心配する必要はないのです。

さらに、豆腐は良質なタンパク源であり、主食の代用としても使えます。 ただし、加工食品は避けましょう。

温かい水を多めに飲む

飲み物は水が基本ですが、氷水は避けましょう。 温かい水か、緑茶や紅茶を飲むといいでしょう。 温水は体を温め、内臓を活性化して消化を促進し、血液の循環をよくし、体温が1度上がるごとに基礎代謝が約10%アップするといわれています。

アルコールは、焼酎やウイスキーなど糖質を含まないものを選びましょう。 当然、糖質の多いビールは避けましょう。

毎日20分の有酸素運動

西脇俊二氏は、糖質を制限しながら簡単な運動を組み合わせるとより効果的で、脂肪が減ると肌が引き締まると提案します。 例えば、ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動を1日20分以上行います。

ただし、体の消化機能が低下しているときは、糖質制限ダイエットを進める前に、体を最適な状態に調整するよう、注意しています。

(完)

 

 

王佳宜