世界で最も寒い場所でどうやって生活するのか?現地のネットユーザーが語る

ロシアのシベリア北東部に位置するサハ共和国(ヤクーチア)は、世界で最も寒い定住地であり、冬の気温はマイナス71度にもなります。 

では、そのような人を寄せ付けない場所で、人々はどのように生活しているのでしょうか。 さて、地元のネット有名人キウンBさんに教えてもらいましょう

キウン Bさんは先日、彼女の故郷であるサハ共和国についての短いビデオを公開し、そこでの生活に関する興味深い事実を紹介しま
した。

(その様子はこちらからご覧いただけます)

キウンBさんはまず、サハ共和国の冬の低温は人を殺すのに十分ですが、そこに住む人々は皆、極限状態を生き抜き、なおかつ人生を楽しむことができる「寒さの戦士」であると語っています。

服装では、冬には毛皮の服や鹿の皮でできた帽子やブーツを身につけなければなりません。 外出時に暖かい服装をしていないと、命に関わることもあります。

食に関しては、地元の人々は青空市場に魚や肉を買いに行きます。 この魚は低温で自然に冷凍されるため、冷蔵庫を必要としません。 外気温がマイナス50度になっても、ビジネス企業は1日中外にいます。

住宅面では、現地の建物は永久凍土の上に建てられており、永久凍土が暑さで溶けて陥没するのを防ぐため、地面から数フィートの
高さに土台があります。 送電管は高所に設置しなければならず、地面に直接敷くことはできません。

小さな町では、水道管が存在しません。 このような場所の住人は、水を得るために毎日川や湖に行って氷塊を掘らなければなりません。 
この地域のトイレは屋外に作られているため、トイレは最短時間で済ませる必要があります。

交通手段としては、地元住民が頼りにしている車のバッテリーは、冬にエンジンを切ると凍結します。そのため、10月から4月にかけては、地元住民が車のエンジンをかけっぱなしにしたり、暖房の効いた駐車場に停めたりしていますが、そのような駐車場はまれなことです。

地元の人たちはどのように生活を楽しんでいるかというと、キウンBさんは、寒いときでも、氷上の釣りや氷水泳、服やインスタントラーメンなどの食べ物を急速に凍らせて屋外に置いておくこと、さらには凍らせたバナナをハンマーのように使うことなど、屋外での活動を行っていると言っています。

(翻訳・里見雨禾)