コロナ後遺症「脳の霧」を8種の食物が改善します

コメント

日本国内で広がる中共ウイルス(新型コロナウイルス)は、すでに「第7波」を数えますが、いまだに収まるところを知りません。

現在流行のウイルスは、オミクロン株の度重なる変異型です。劇症型のデルタ株ではないものの、ウイルス感染症から回復した人の多くは、後遺症の懸念にさらされています。

そうした後遺症のなかには、健忘症や集中力の低下、意識障害、あるいは様々な程度の「脳の霧(brain fog)」が報告されています。

そこで、台湾衛生福利部南投病院の栄養士・黄淑敏氏が、病後の脳の健康回復に役立つ8種の食物を紹介します。

1、魚類

サバ、サケ、サンマなどには不飽和脂肪酸が豊富で、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA (エイコサペンタエン酸)があります。これらは脳の働きに不可欠な物質ですが、いずれも体内で合成することはできないため、必ず食物から摂取しなければなりません。

これらの不飽和脂肪酸は脳を活性化させ、記憶力や集中力を高めるとともに、認知症を予防する効果があります。

2、ナッツ類

クルミ、アーモンドカシューナッツなどには、EPAやDHAの産生を助けるリノール酸が豊富に含まれています。

また、ナッツ類にはビタミンE、B1、B2、B6などのビタミン類が豊富に含まれています。いずれの物質も抗酸化作用をもちますので、脳の老化を防止するとともに、消化の補助、肌の美容、不眠の改善や、血圧を下げる、血管を保護するなど、多くの良好な効能を発揮します。

3、ベリー類

抗酸化物質を豊富に含むクランベリーは、フリーラジカルによる体への損傷を減少させるとともに、脳の老化を遅らせます。

また、ベリー類に多く含まれるビタミンCは、脳細胞が記憶を司る神経伝達物質であるアセチルコリンを合成する際に不可欠な栄養素です。

4、キノコ類

キノコ類には独特の抗酸化物質があり、脳を保護する働きがあります。
研究によると、キノコを多く食べれば食べるほど、軽度認知障害の発症率を下げることができると言います。

また、キノコには豊富な食物繊維、ビタミンB群、各種ミネラルが含まれています。これらは免疫力を高め、がんを予防し、コレステロール値を低下させるとともに、脳の老化を遅らせるなどの効果があります。

5、貝類

食用の貝類は亜鉛を豊富に含みます。
人体の他の器官と比べて、脳は亜鉛の濃度が最も高くなっています。そのため亜鉛は、脳の神経機能に極めて重要な物質です。

亜鉛は、神経の成長を助け、傷口の治癒を促進するとともに、記憶力の増強にも役立ちます。また、タンパク質の生成や脳細胞の成長を刺激する効果もあります。

6、大豆

タンパク質が豊富な大豆には、人体に必要な10数種のアミノ酸と、体内では産生できない9種の必須アミノ酸が含まれています。

大豆にはレシチンも豊富に含まれています。レシチンは脳における必須神経伝達物質の1つであるアセチルコリンに変換され、記憶力および認知力の正常な作動に有効な物質です。

大豆のタンパク質は大脳皮質の興奮に対して抑制機能を増加させますので、落胆や憂鬱などマイナスの気分を緩和するのに役立ちます。

豆乳、豆腐、湯葉、高野豆腐などの豆類食品を多く食べることで、脳の機能を回復させ、さらに強化するのに役立ちます。

7、野菜類

緑の葉野菜にはビタミンEや葉酸が豊富に含まれています。

ビタミンEは脳の老化を遅らせ、葉酸は記憶力を改善する働きがあります。トマト、カボチャ、ニンジンには抗酸化物質が豊富に含まれており、脳の活力を維持するのに役立ちます。

8、玄米

玄米の栄養価は、白米よりはるかに高いと言えます。
玄米にはビタミンB1、B2、B6など多くの有効なビタミンが含まれており、脳の認知能力を高めるために重要な役割を果たします。

玄米のもつタンパク質やカルシウムは、記憶力の増強や脳機能の回復に効果的です。また、玄米に含まれるイノシトールやアミノ酪酸は、血流を促進し、動脈硬化を予防するとともに、脳の毛細血管の状態を良好に保つこともできます。

元広州第一軍医大学の医学博士で、現在は日本に在住する楊貴遠氏は、「脳に良い食物を食べること以外に、楽観的な気持ちと良好で規則的な日常生活を維持してこそ、体と脳のバランスが保たれ、脳の霧(brain fog)を速やかに取り除くことができる」と言います。

(翻訳編集・鳥飼聡)