イバンカ氏が起業家サミット出席、女性実業家の機会向上訴え

[ハイデラバード(インド) 28日 ロイター] – トランプ米大統領の長女イバンカ大統領補佐官が28日、インド南部ハイデラバードで開幕した「世界起業家サミット」(GES)に出席した。

GESはオバマ前大統領の発案で始まり、これまでに米国やトルコなどで開催されている。

インドのモディ首相が開幕に出席するなか、イバンカ氏は温かく歓迎された。

イバンカ氏は、女性が率いる企業の成長を加速させ、起業家間の性差を軽減することにより、世界の国内総生産(GDP)伸び率が2%押し上げられると演説。世界には依然大きな性差があるとし、女性起業家の機会向上を訴えた。

トランプ政権下で初の開催となった今年のテーマは「女性ファースト、全員のための繁栄」。参加者の過半数が女性で、アフガニスタン、イスラエル、サウジアラビアなどの国の代表が全員女性となった。

インドは米国にとって主要な貿易相手国となっており、昨年の相互貿易額は約1150億ドルに達した。両国は、2022年までにこれを5000億ドルまで拡大したい考え。

また、中国がアジア内外で影響力を拡大する中、米印の軍事・戦略的関係も改善している。

関連記事
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。
米イエレン財務長官の最近の訪中は、新たな貿易戦争の予兆であるとする見方がある。イエレン氏は中国当局に対し、ダン […]
全世界の軍事費支出が9年連続で増加し、過去最高値を再び更新したことが明らかになった。スウェーデンに本部を置くシンクタンク「ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)」が22日(現地時間)に公開した報告書によると、昨年の全世界の軍事費支出規模は約2兆4400億ドル(約772兆円)に達すると集計された。