ドイツで発生した難民・避難所への攻撃、上期は大幅減=内務省

[ベルリン 12日 ロイター] – 今年上半期にドイツで発生した難民および避難施設に対する暴力攻撃件数が、大きく減少した。ロイターが12日に入手した内務省の統計で明らかになった。

今年上半期に警察が把握している攻撃は704件で、前年同期の1127件から3分の1以上減少している。

攻撃の内訳は、避難所に対する攻撃が77件、難民に対する攻撃が627件、負傷者は120人だった。

攻撃内容は、身体的な危害、放火、物的損傷、煽動などとなっている。

2015─16年に中東の戦闘地域などからドイツに到着する難民が100万人を超え、国内では避難所襲撃が増加していた。

関連記事
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。
米イエレン財務長官の最近の訪中は、新たな貿易戦争の予兆であるとする見方がある。イエレン氏は中国当局に対し、ダン […]
全世界の軍事費支出が9年連続で増加し、過去最高値を再び更新したことが明らかになった。スウェーデンに本部を置くシンクタンク「ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)」が22日(現地時間)に公開した報告書によると、昨年の全世界の軍事費支出規模は約2兆4400億ドル(約772兆円)に達すると集計された。
スペイン国家警察は24日、トレド県で偽2ユーロ硬貨製造工場を摘発したと発表した。この工場は主に中国人グループが運営しており、スペイン国内で約10万枚、欧州全体で約40万枚の偽硬貨を流通させていた。過去10年間に欧州最大規模の通貨偽造の犯罪だという。