カトリック教会:中国当局に法王承認の許可求める

2005年10月26日 02時04分
 【大紀元日本10月26日】カトリック教の世界代表司教会議(シノドス)第11回通常総会で、中国当局に対し、国内のカトリック教徒による法王とバチカン教皇庁の公開承認を許可するよう求めた。中央社が報道した。

 新法王ベネディクト16世と250人あまりの司教は、4人の中国司教宛ての連名文書に、この主旨を伝えた。当初、バチカン教皇庁は4人の中国司教に、司教会議へ招待したが、中国当局に出国を許可されなかったため、実現できなかった。

 連名文書には「主イエス・キリストの名のもとで、我々は中国のカトリック教の繁栄発展を希望している。」と記されている。

 中国当局は内政干渉を口実に、バチカン教皇庁による国内の司教任命を禁止してきた。中国のカトリック教徒が法王を承認することすら許されていない。中国全土のカトリック教徒はすべて当局が制御する「愛国教会」に加入することが強制されており、これに抵抗する多くのカトリック教徒は危険を覚悟の上で、自ら設立する「地下教会」でひそかに信教活動を行っている。

 バチカン教皇庁の試算によると、中国の「地下教会」の人数は約800万人で、「愛国教会」の教徒は約500万人だという。

 中国共産党が執政するようになった2年目の1951年から、バチカン教皇庁との外交関係を完全に断絶した。

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