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マイナス思考が健康に害を及ぼす(photos.co)

健康に有害な7つのマイナス思考

 【大紀元日本12月5日】

 ライブズサイエンス・ドット・コム(livescience.com)は最近、人間の健康にとって有害だといわれる7つの性格や思考について、実際に、健康にどれほどの悪影響を与えるのかについての研究報告を発表した。その順位は次の通り。

 第7位:不合理な社会に憤り、その形態に憎しみを持つ

 理にかなっていない世の中に憤りを感じ、それらの形態に憎しみなどを持つ人は、往々にして他人に対しても不信感と敵意を抱いており、一般の人に比べて心臓疾病になりやすい。

 300人のベトナム戦争経験者を対象にした研究によると、調査では「敵意に関する」測定において、身体が健康な状態で高い数字の出た人の25%が心臓疾病にかかりやすいという。

 チームメンバーは、敵意を持つ者は常に心にストレスを感じると説明した。その圧力はC3と呼ばれる免疫システムのたんぱく質の増加を促していると示した。また、C3は、糖尿病を含む多くの病気の原因と関係していると言われている。実際、高得点の被験者たちのC3たんぱく質が増加傾向にあり、そうでない被験者たちにはC3たんぱく質の増加は見られないという。

 第6位:人生を無意味だと感じる

 6月「ジャーナル・精神医学会」誌に発表された研究で、実際に、1千200人の高齢者を対象とした5年間にわたる長期研究によると、研究実験開始時に認知症を患っていない高齢者の中で生活目標を持っている者は、研究期間内での死亡率が、生活目標を持っていない者に比べて半分の数字しかなかったという。

 一部の専門家は、目標を持っている者は異なるレベルのストレスホルモンがあり、心臓機能も比較的に健康であり、免疫システムも比較的に良い状態であるとの見解を示している。

 第5位:イライラする

 神経症、うつ病、心配する事などにより落ち込みがちな人は、穏やかな性格の人に比べて早死にするという。男性1千800人を対象に行った研究結果によると、神経質な人は早死にする可能性が高いという。また、一部の原因として煙草を嗜好する傾向がある。

 第4位:自制力に欠ける

 約束の時間によく遅刻したり、机の上などを整頓することができず、自分をコントロールする事ができない。これらによくみられる特徴は、実はあなたの健康を損なうバロメーターなのである。

 9千人を対象に行なった20項目を超える研究によると、生活態度が慎み深くきちんとしており、自律性が高く、気が短くない者は、それ以外の者に比べると寿命を2〜4年長くすることができるという。科学者らは、生活が規律正しい人はタバコの吸い過ぎや過度な飲酒はせず、生活も比較的安定しストレスを感じることが少ないという見解を示している。

 第3位:不安症

 5年間にわたり、500人の高齢者を対象にした長期観察によると、外交的で活発な高齢者は認知症になる確率が、態度が冷淡で常に落ち込んでいる高齢者の半分であるという。

 第2位:憂鬱、悲観的

 憂鬱で悲観的な思考は、対人関係、社交活動への妨げになるだけではなくて、健康にとってもマイナスであることが次の研究で示された。

 180人の末梢動脈疾病患者(PAD)を対象に行なった研究観察では、常に落ち込んでいる性格の持ち主は、それ以外の人より早死にする割合が高いとの結果がでた。研究結果はジャーナル・アーカイブ外科8月号に発表され、このような性格の持ち主はマイナス思考を感情に混ぜ込むことが多く、人の性格や免疫システム、ストレス・システムと緊密な関係があると示した。

 第1位:ストレス(もっとも健康に害を与えるもの)

 研究によると、長期にわたりストレスを感じていると、命にかかわる致命的な原因になり得るという。ストレスは自己の活動力を促すものにならなければ、逆に心臓病、インフルエンザ、新陳代謝や高血圧にかかる割合が高いという。

 実際、約700人のイスラエル人労働者を対象に行なった研究では、仕事に対して燃え尽き症候群を経験した者は、2型糖尿病(仕事のストレスが大き過ぎて消化しきれない状態)におちいることが他の人より2倍もある事を示した。

 また、職場での昇進などに伴い収入も増えるが、同時にストレスも増加し、最後にコントロールが出来なくなる。英国のある研究者の発表によると、仕事場での役職が昇進してから、90%の者が精神的負担を強く感じるようになったと示唆した。

(翻訳編集・豊山)


 (09/12/05 05:00)  





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