李登輝:九評は中共を分析し、脱党を引き起こした

【大紀元4月22日】前総統である李登輝先生は21日、国家の切迫した危機-連・宋の大陸訪問に断固反対-の記者会見において、《九評共産党》を高く掲げ、“この本を、私は以前に入手しました。この本には、中共の問題が明確に述べられています。こうしたことが知られたことで、非常に多くの人が共産党を脱党するという事態が起きたのです。脱党せずにはいられないのです。” 李登輝によると、中国が直ちに民主化、自由化をしなければ、アジアの問題がますます大きくなるという。

この記者会見は、台湾にある100の社団によって共同で開催されたものである。

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私は経済記者として1990年代後半から日本経済、そしてさまざまな産業を見てきた。中でもエネルギー産業の持つ力の巨大さ、社会全体に影響を与える存在感の大きさが印象に残り、働く人の真面目さに好感を持った。特にその中の電力産業に関心を持った。