2000人余りの退役軍人が“天から降って”北京に集結 政府は驚愕の夜
【大紀元4月12日】(大紀元記者 馮長楽取材報道)昨日午後6時前後、北京西城大紅羅厰と愛民街の間にある中国人民解放決総政部陳情応接処の門外に、突然、中国大陸各地から来た空軍・陸軍の退役・転籍者2000人余りが集結した。午後6時を皮切りに、政府は、緊急で北京全体の警察3000人余り、機動隊、武装警察を動員し、戒厳令を敷いた。これら上訪軍人は地面に座っていたが、午前3時に、26台の大型車で全員が連行された。現在のところ、その行方は不明である。
消息筋によると、総政部陳情接待処は敏感な地区に位置しており、すぐ近くに北京の心臓部である中南海と国家陳情局があり、厰橋派出所は総政部陳情接待処の東にある愛民街にある。西城公安分局もすぐに手が出せる地点にある。厰橋派出所の警察は、“これだけ多くの人が突然やってきて、しかも風格は十分だった。私たちは全員が出動した。”
記者の取材に対し、ある市民は次のように語った:機動隊だけでも3大の大型車がやってきた。これらの車は全て新車で、北京の2両型の大型バスよりも広く、かつ車体が長かった。このような車は見たことがなかった。車に乗っていたのは全て機動隊で、車を乗り降りする人は、手に盾を持ち、頭にはフェンシング選手のような面具及び帽子を身に着けており、これらはフェンシングのそれよりも若干大きかった。一部の者は、手に長さ2尺(1尺=1/3メートル)の木製の棍棒を持っていた。武装警官も完全武装しており、一部の者は車に残っていた。各地から緊急で召集された警察は3000人余りいた。警察は、17台の大型車に乗っていたが、これは北京新型の919公共バスであった。これら国家のマシーンだけでも一万人に上ろうとしており、その人数は、9日に日本大使館のデモを包囲していた人数よりも多かった。雰囲気は相当に緊張しており、一触即発であった。まるで城が占領される直前であるかのように、大きな息を吐くこともできず、睨み合いの状態が続いた。