五四運動記念日に天安門広場を閉鎖

【大紀元5月4日】愛国精神と学生運動の伝統である五四運動記念日について、北京当局は、反日運動が反共運動に転化し、民主デモが発生する恐れがあるとみており、五月四日午前に天安門広場で活動が行われるのを警戒し、天安門広場を閉鎖する予定だ。

大陸の法制新聞夕刊(法制報)によると、5月4日午前に天安門広場で「首都中学生18歳成人式と、オリンピック運動風采展示活動」が行われるため、午前11時半まで天安門広場が閉鎖される。午前5時12分の国旗掲揚の後、警察が広場を点検し、東北と西北の両地下通路を閉鎖する。

情報によると、北京は、5月1日から長休期間中、民間の反日運動または民主活動を厳しく警戒し、反日デモの許可は一切出さなかったようだ。民間反日ホームページも閉鎖し、更に、SMS(ショート・メッセージ・サービス)を通して、民衆に反日デモに参加しないように呼びかけたという。 分析によると、当局が、中国民間の反日運動は、当局に政治的な目的に利用された後、矛先は反日から反共へ転化する恐れがあり警戒を強めているという。また、少し前、当局は、民間反日組織を粛清しはじめ、幹部らを逮捕し、流血事件まで起きたという。

さらに、趙紫陽百日記念に出席したという理由で、最近民主活動家と異議者らの大規模逮捕を実行したそうだ。

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