シンガポール事件担当弁護士:彼らに悪意はない

【大紀元5月4日】(Voice of Hopeラジオ局=可非)4月28日、シンガポールの二名の法輪功メンバーが公園で煉功したことと、警察官に法輪功関連のVCDを渡したことを理由に、裁判所からそれぞれ20,000シンガポールドル、24,000シンガポールドルの罰金を課された。この判決に対して、検察側に有効な証拠がない情況下で、重罰を下すのは公正ではないという見解もあった。また背後に中共政府の影が潜んでいると見ている有識者もいる。

この訴訟を担当した弁護士アルフェライドは当事者が如何なる人に対しても悪意はなく、社会の治安を脅かす意図も全くなく、ただ中国政府の誤った宣伝を正したいだけであり、中国でおきている法輪功に対する迫害に対する深い憂慮からの行動であると述べた。さらに、全世界はこの事件を注目すべきであり、私たちが声をあげるべきときに沈黙していれば、歴史がいつの日か私たちに対して判決を下すでしょうと呼びかけた。

現在、判決が下されたが、弁護士の努力によって、当事者が15日後に法廷で中国政府が法輪功に加えている迫害に対する彼らの憂慮を述べる機会は設けられた。

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