シンガポールでの法輪功学習者に下された判決に対する世界の華人社会からの反響
【大紀元日本5月5日】シンガポールに在住する二人の法輪功学習者は、公園で気功を行い、法輪功及び中国における法輪功への迫害について公衆に伝えたところ、「事前申請のない違法な集会」を行ったとして起訴された。彼女達は警察に対して法輪功が迫害を受けていることを伝えたが、「許可されていないVCDを所持、更にそれらを郵送していた」など、八つの罪を加えられ、投獄された。
シンガポール当局によるこの二人の学習者への判決は不当だとして、世界各国の法輪功学習者たちは、それぞれその国に駐在するシンガポール大使館及び領事館へ請願し、書簡を渡した。更に、シンガポール当局に対し、独裁政府の言いなりにならないように、と呼びかけた。
中国の強制労働収容所における迫害及び強制的な洗脳の実態を暴いたドキュメンタリー小説、『静水流深』の作者である曾錚女史は、自らが迫害された経験を話し、シンガポール当局の行為は、法輪功学習者及びあらゆる中国人に多大な損害を与えていると語った。例えば、2001年、中国の新聞は、シンガポール当局が公園で法輪功の気功を行っていた学習者を逮捕した、と報じた。中国の強制労働収容所当局は、このニュースを利用して、全世界が法輪功を禁止しているのだと宣伝した。海外からの正確な情報から全く遮断されている収容者たちは、この宣伝に惑わされ、つらい思いをしたという。
関連記事
「5か国防衛取極(FPDA)」締結国であるオーストラリア、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、英国の軍隊兵士132人が2021年7月5日から14日にかけて仮想形式で「スーマン・ウォリアー(Suman Warrior)」演習を実施したことで、同軍事同盟の永続的な重要性が改めて実証された。
第15回目を迎えるASEAN(東南アジア諸国連合)国防相会議(ADMM)および連続して開催された第8回ASEAN拡大国防相会議(ADMMプラス)の2つの多国間防衛会議では、南シナ海における紛争解決に向けた行動宣言と非従来型の脅威に対処する協力的措置に焦点が当てられた。
同省は6日、「予防接種人数は、国の予防接種プログラムの下で接種した人のみを反映している」と発表した。同国は現在、モデルナ社のワクチンとファイザー/ビオンテック製ワクチンの接種を進めている。
財務省が5月13日に発表した国際収支統計によると、日本からASEANへの対外直接投資(ネット、フロー)は2021年1~3月の期間で、前年同期比2.3倍の1兆2869億円だった。
ベトナムを議長国としてASEAN国防相会議(ADMM)を開催した東南アジア諸国連合加盟諸国は2020年12月、団結して各国の主権と航行の自由を保護する姿勢を示した。南シナ海における中国公船の力を背景にした行動に、ノーを突きつけた。