国際組織が香港大紀元の印刷差し止め事件を調査
【大紀元5月14日】「法輪功への迫害を追及する国際組織」(以下、国際組織)が確認したところによると、香港『大紀元時報』の印刷を請け負っている印刷所が、中共の脅迫によって、2005年5月14日をもって当該新聞の印刷を停止することになり、香港『大紀元時報』は危機に直面している。これまでの調査で、これは中共上層部の指示を受けた公安部が直接関与し、中共が香港に送り込んだスパイに行わせた妨害破壊行為であることが明らかとなったことから、同組織はこの事件を立件し、関係する責任者に対する調査を始めた。
『大紀元時報』は、中共のコントロールと影響を受けていない数少ない海外の中文独立メディアで、公正に真実を伝え、言うべきことを言うメディアとして知られている。同メディアは、法輪功迫害、SARS、香港の23条、台湾問題、民間の人権擁護運動、宗教迫害、中国の金融危機などに関し、深く掘り下げた詳細かつ正確な報道によって、中共の嘘を暴き、情報封鎖を突破し、内外の多くの人々に真相を伝えている。とりわけ、『大紀元時報』が社説「共産党に関する九つの論評」を発表して以来、中国では大規模な共産党脱党のうねりが起こり、それに恐れをなした中共が、『大紀元時報』への妨害と弾圧をいっそう強めたものと見られる。香港が置かれている特殊な立場から、中共の香港『大紀元時報』に対する妨害と弾圧はとりわけ甚だしいものとなっている。
「国際組織」の調査によると、『大紀元時報』等の真実をありのままに伝えている独立メディアに対する破壊と弾圧は、長期的かつ系統的で、念入りな画策を経て行われている。2004年10月下旬、中国公安部26局は、劉京(公安部副部長、中共中央の610部局(法輪功弾圧専任政府機関)の実質的な責任者)の指図の下、深圳で、北京、天津、上海、山東、広東、江蘇、陝西、湖南、安徽の9つの省と市の公安庁と610部局の主任級幹部を召集し、密かに『大紀元時報』『新唐人テレビ局』『希望の声放送局』に対する妨害破壊策を画策し、それを遂行するために大量の人力と物力、財力を投入した。