6・4天安門事件日を控え 中国共産党は民主運動家への監視を強化

【大紀元日本5月20日】1989年6月4日に北京当局が民衆を虐殺した天安門事件はまもなく16年目の記念日を迎える。中国共産党当局は、未だに6・4民主運動家への監視を緩めてはいないようだ。

北京の6・4民主化運動家・齊志勇氏によると、当局から20日に自宅を「訪れる」という知らせを受けたという。北京現政権と異議を持つインテリ・趙_xin_、胡佳氏は再度軟禁され、 浙江省では、民主活動家・陳樹慶氏が5月13日に8時間余りも再審問された。

4月23日の全世界の百万人脱党(中国共産党)を声援する活動の前夜、重慶出身の民主運動家・許万平氏は、正式に『共産主義青年団』を脱退することを、ニューヨークで宣言し、重慶の民主運動家を代表してニューヨークの行進活動を応援した。ニューヨークから帰国後の4月30日に、許氏は警察に連行され、「国家政権を転覆させる」という疑いで、5月4日には刑事拘留された。

また、西安の馬暁明氏は、5月11日陝西の周至労働教養所に収容された。

許氏と馬氏は共に、中国の民主、自由、人権、法制化社会を実現するために奔走しているにもかかわらず、6・4民主化運動に参加しただけで、中国共産党当局による迫害に遭っている。

(新唐人・林洪)

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