中国大陸八割の複製CD-ROMは香港とマカオを通して再輸出

【大紀元日本5月24日】4名の専門家は、海賊版CD-ROMの多数は大陸で造られ、その内の80%はマカオ香港を通して、欧米へ輸出されていることを指摘している。

 

専門家は、マカオで開催された「ラジウム放射CD-ROMの弁別、及び偽製品の鑑定についての訓練シンポジウム」に出席して、次のことを指摘した。資料は大部分の偽製品が大陸で造られたことを明らかに示している。内陸から世界各地へ偽製品を輸出する場合、八割はマカオと香港を通して、ヨーロッパと米国などの地区に流れ込んでいることが推定される。

その場にいたマカオ税関の知的所有権庁の庁長・黄文忠氏は、「マカオでの海賊版CD-ROMの販売状況はたいした事はなく、海賊版CD-ROMの数量と割合もとても少ない。例えば、先月40数軒のAV製品の販売商店を調査した時、ただ3軒だけが米国の映画協会会員に属する映画の海賊版CD-ROMを販売していた。」と語っている。

米国映画協会大中華区の営業総監督・何偉雄氏は、シンポジウムの席上で正式版と海賊版のCD-ROMを識別する三大秘訣を暴露した:第1は、米国映画協会が発行した映画で、全コード(ALL)のあるDVDがあるはずがない、あるいはカバーにコードを印刷しない。全コードが印刷されたDVDは、99%は海賊版である。

第2は、劇場で上映中の映画は、同時にDVDあるいはVCDを出さない。これは協会が映画を発売するプロセスである。

第3は、すべての外国の映画は大陸で発売する場合、大陸の国家映画著作権局の検証を通らなければならないので、カバーに必ず国家著作権局の検証番号があるはずである。でなければ、必ず複製品に属する。

(明報ニュースネットより)

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