中国官僚の不倫事情、南京市は報告書提示を要求
【大紀元日本5月25日】官僚の腐敗と汚職への対策として、すべての政府官僚は必ず各自の不倫状況を書面の報告書として提示するように、中国の南京市当局は新しい行政規定として施行するに至った。報道によると、腐敗や汚職のために有罪と判決された官僚のうち、95%は不倫事情があるという。
VOA(「アメリカの声」ラジオ)の5月20日の報道によると、南京市は最近公布された意見書の中で、幹部の婚姻事情に変更がある場合、必ず書面の報告書を通して提示するように規定した。この行政規定は、腐敗行為に対応した政策だと当局は話している。
この規定に対し、一般市民は「官僚に自ら私生活を報告書として提示させることは、人権侵害にあたると同時に、腐敗行為に対応する政策の幼稚さが伺われる。腐敗をなくすには官僚に対する厳密な監督が必要であり、彼らの自覚に依存するものではない」と中国国内のサイトで疑問を投げかけている。
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