2億7千万年前の巨石に「中国共産党亡」の文字

【大紀元日本5月27日】中国貴州省で2002年6月、約2億7千万年前の石に文字がはっきりと浮き上がっているのが発見された。さらに世間を驚かせたのが、文字の内容は「中国共産党亡」であること。専門家の研究によると、この石は断崖から落ちるときに、二つの石に割れたという、ともにおよそ長さ7メートル、高さ3メートルで、重さは100トンあまりある。右部分の断面に鮮明に「中国共産党亡」という文字が、浮き上がっている、字の大きさは約30センチ四方、均等に並べられている。中国各主要メディアはこの怪奇現象を一斉に報道したが、「亡」という字を隠したのである。

発見地である「掌布河谷風景区」という観光地は、中国南西部平塘地区の山奥の盆地に位置する。全長約6キロ、山、水、石、洞窟、樹木、動物などの景観が非常に奇妙で、神秘的な味わいがあるが、交通がとても不便のため、あまり名が知られていなかったという。

掌布河谷風景区景勝地の入場券に図案として印刷された文字

地質の専門家らは分析研究したあと、以下のように結論をつけた。

文字のまわりの石の成分は、今から2億7千万年ぐらい前に存在した岩石である。文字が均等に配列されているのは、非常に珍しいことだが、地質科学の論理により、解釈はできる。それに人為的な加工は、一切みられない。とても高い地質研究の価値があるという。

中国各主要メディアはこの怪奇現象を一斉に報道した。ただ、「亡」という字を隠したのである。しかし、石を写した写真を見れば、誰でも、わかるはずだ。

まさに、不思議なことは、いつ、どこで起こるかは、わからない。

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