シンガポール記者逮捕に新たな展開
【大紀元日本6月6日報道】シンガポール英文紙「海峡時報」の程翔記者が中国で突然逮捕された事件で、妻の劉敏儀さんが1日、胡錦濤国家主席宛ての公開状を公表した。その中、程翔記者の逮捕は国家リーダーらの内部談話を知ったからのではとの可能性を伝え、新たな展開を見せた。
香港の明報新聞ネットによると、「文匯報」元副総編集長、現シンガポール「海峡時報」の中国新聞担当・程翔主席記者が中国国内で留置された事件で、程翔記者の妻・劉敏儀さんは1日、程翔記者は中国国家リーダーらの協力依頼により、香港の管理統治及び台湾との交流の問題について、特に中国共産党員でない社会的地位を有する人達の意見を収集することに尽力し、その過程で国家のリーダーらの「内部談話」を知ったことが留置された原因だと推定している。劉敏儀さんは、程翔記者らが以前も同様の協力をした際に、中央政府が香港の管理統治の問題に対して真剣に対応するように促し、最終的に元香港政府の重要官員曽蔭権さんを起用したのだと述べ、程翔記者は仕事の必要に応えたのであって、機密を漏らしたことではないと胡錦濤国家主席に宛てた手紙で主張した。
劉敏儀さんの手紙の中で、中国社会科学院・陸建華研究員及び事務局陳輝主任が国家機密を漏らした疑いで、それぞれが4月及び5月に逮捕されたことにも驚きを示した。
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