豪州情報機関、中国共産党によるスパイ活動を調査

【大紀元日本6月10日】豪州法務長官フィリップ・ラドック氏は、豪州情報機関が、中国政府のスパイによる情報活動を、現在調査していることを明らかにした。

 豪紙「ザ・オーストラリアン」6月9日の報道によると、中国共産党官僚が二人亡命したことで、豪州における中国共産党のスパイが千人以上活動しているとされ、豪州政府は、前中国外交官・陳用林氏(37)と前国家安全局職員・カク鳳軍氏(32)が、提供した情報を精査している段階であると報じた。

 ラドック法務長官は8日夜、豪州ABC放送の番組「レイトライン」で、「これらの公開された情報を知らず行動も取ってないと、中国共産党が思っていたら、その考えはあますぎる。豪州の情報機関がこれら情報について、調査しないと理解することも、大間違いである」と表明した。

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