豪政府、中国国家安全局幹部の亡命申請を認定

【大紀元日本6月11日】中国国家安全局の高級幹部の亡命申請はこのほど、オーストラリア政府に認定された。この幹部は法輪功学習者が殴打され死亡したことを目撃し、これをきっかけに亡命申請に決意したという。

このほど、中国駐シドニー領事館参事官・陳用林氏と中国国家安全局に勤務していたカク(赤+おおざと)鳳軍氏もオーストラリア政府に亡命申請を出した。これで三人の中共幹部は亡命したことになる。

ロイター通信の報道によると、この幹部は、中国国家安全局で高い地位についていたが、法輪功取締本部(通称610弁公室)で法輪功学習者がひどい殴打で亡くなったことを目撃し、極度の恐怖を感じ、ついに亡命を決意したという。

また、国内の親族の安全を考慮して名前を公表していないこの中共高級幹部は、海外に中国政府のスパイが多く活動していると証言した。彼の前に、前述の陳用林とカク鳳軍両氏は既にオーストラリアでの中国スパイ活動を暴露した。彼らの話によると、スパイらは投資者、技術者の身分で、海外で反中国政府活動家と宗教団体の活動を監視・尾行し、さらに拉致を実行したこともあるという。

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