中国各地で突発大事故が相次いで発生

【大紀元日本6月12日】中国政府筋の報道によれば、6月9日昼過ぎ、江西宜春市徳泉酒造工場で、大量のアンモニアが漏れ、百人あまりが目まい、吐き気などの中毒症状を訴え、酒造工場の150人あまりの工員及び付近に二千戸の住民は2キロ先の場所へ緊急避難させられた。

事故発生後、地元の消防士らは、直ちにアンモニア缶に対して消防用ホースを使って大量の水で薄め、30分以内に漏れをコントロールしたが、半径20メートル以内の木や花等の植物がすでに枯れ草のような色にいぶされてしまった。

現場にいた消防士は、今回の漏れ事故はアンモニア管の老化で生じた亀裂によるものと話した。

同じ6月9日午後1時頃、山西汾陽市及び広東省肇慶市でも大きい事故が発生した。

山西汾陽市の文峰街道事務局、昌寧宮村で爆発事故が発生し、少なくても7人が死亡、20人余りが怪我をした。事故原因については現在調査を進めている。

また、広東省肇慶市で、廃棄処分された海鮮レストラン船を改造した水上工員の寮が転覆した事故があった。16人が救出されたが、6人は未だに行方不明になっている。情報によれば、転覆した船はすでに何度も改造され、二階建てのセメントでできたレストラン船は2000年に廃棄処分されてから、工員の寮として使われている。事故当時、船上には22人がいた。

山西汾陽市昌寧宮村で発生した爆発事故

山西汾陽市昌寧宮村で発生した爆発事故

山西汾陽市昌寧宮村で発生した爆発事故

山西汾陽市昌寧宮村で発生した爆発事故

(自由アジア放送局)

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