広東省汕頭市の大火災、死者31人

【大紀元日本6月13日】6月10日昼12時ころ、中国広東省汕頭市潮南区の華南ホテルで大火災が発生し、死者は31人にのぼり、21人が怪我をし、そのうちの4人が重傷を負った。

今回の火災は実に1994年以降、死亡者をもっとも多く出した火災だと報告された。情報によれば、火災発生時、ホテルの従業員らが消防署に通報せず、泊り客の誘導を適切に行っていなかったことが原因で、3階及び4階の泊り客が直ちに逃げ出すことができなかったと見られている。

汕頭市潮南区の華南ホテルは私営企業で、8000平方メートルあまりの建築面積を持つ四階建ての当ホテルの1階がレストラン、囲碁等をする娯楽室、理容室。そして、2階はレストランの個室とカラオケ用の部屋になっている。3階と4階は客室であるが、今回の火災で2階より4階までの部屋が殆ど焼かれたという。

報道によれば、けが人は全員汕頭市センター病院へ運ばれ、治療を受けている。関係者が事故原因の調査を進めているが、当ホテルは改築後、消防署の審査を受けずにいることで、火災発生時に従業員が即時に消防署へ通報しなかった主な原因と見られている。

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