中津川博郷衆院議員:「(中共は)もう限界ではないか」

【大紀元日本6月20日】(東京=張本真)民主党の中津川博衆院議員(56)=東京都16区・2期、沖縄及び北方問題に関する特別委員会・理事、中津義塾理事長=はこのほど、都内のホテルで開かれた「中津川ひろさとを激励する集い」で、大紀元記者のインタビューを受け、アジアの平和は台湾や日本などを中心とした海洋国家がスクラムと組むべきで、最近の趨勢から「(中国共産党は)もう限界ではないか」との見解を示した。

集いは15日ホテル・ニューオータニで開かれ、大勢の支援者が詰めかける中、台湾からも遠路はるばる激励に駆けつけ、同議員の現場主義で培った人脈の広さを感じさせた。

自由主義民主主義を同じく標榜する台湾と日本の協調を再確認し、共産主義の中国については「共産主義と自由主義経済というのは、海の中で陸上競技をするようなもの。相容れない」とし、靖国問題尖閣諸島や不審船問題、法輪功問題などについて言及し、「日本は脅せばお金を出すと思われている」と中国の対日本の外交姿勢を批判した。

また、アジアの安全保障問題は台湾を中心とし、日本や台湾、アメリカを中心に環太平洋の海洋国家である、マレーシア、インドネシア、フィリピン、オーストラリアなどとスクラムを組むべきだと主張した。

二百二十万人以上が脱党している中国共産党については、インターネットなどの発達により、多くの中国人は世界が情勢を把握しており、「(中共の党員も)5~6%しかいないと聞いている。もう限界ではないか」と見解を述べた。

(東京=張本真)

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