南ア:世界遺産委員会が開幕

【大紀元日本7月11日】第29回世界遺産委員会が10日、南アフリカ共和国ダーバン市で開幕、世界遺産条約締約国から選任された21カ国の代表が参加し、17日までの7日間にわたり、日本の「知床」など44カ国の42物件の「世界遺産リスト」登録の可否を決める。

日本の「知床」に関しては、IUCN(国際自然保護連合)の評価報告書で、登録勧告がなされたことから、登録はきわめて確実なものになった。登録されると、日本では13番目で、自然遺産としては、屋久島、白神山地に次いで3番。登録範囲に海域が含まれるものとしても、また、その生物多様性が認められたものとしても日本初。

世界遺産候補の審査は13日から14日にかけて行われ、「知床」の審査結果は早ければ日本時間13日午後に判明する。

今回の会議は、「アフリカの遺産を国際協力のもとで保全していく」(松浦晃一郎ユネスコ事務局長)がテーマ。日本では知床が注目されているが、世界的に注目されているのは、ヨーロッパ10カ国にまたがる「シュトルーヴェの観測点群」で、人類の科学・技術史上、重要なモニュメント。

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