豪州:法輪功学習者ら、ダウナー豪外相を提訴
【大紀元日本7月25日】在キャンベラ中国大使館前で中国政府の迫害に抗議するために法輪功学習者らが横断幕を掲げたり、音楽を流したりすることをアレクサンダー・ダウナー(Alexander Downer)豪外相が禁止したことは違法だとして、豪州の法輪功学習者は7月18日、高等裁判所に訴訟を提出した。法輪功側の代理人によると、在シドニー中国領事館の元一等秘書・政治事務官の陳用林(チェン・ヨンリン)氏もすでにこの訴訟のために証拠を提出した。AFPが18日付けで伝えた。
2002年3月、当時の中国外交部長・唐家セン氏(現在、国務院国務委員)が豪州を訪問する少し前に、ダウナー豪外相は中国大使館前で横断幕を掲げることや音楽を流すことを禁止する特別行政命令を発行し、それから3年以上連続して毎月この証明書を発行した。オーストラリアの法輪功学習者である章翠英氏と戴志珍氏は、この証明書の発行は違法であり、市民の権利を侵害するものだとしてダウナー氏を提訴した。
7月18日、 キャンベラ最高裁判所は申し立てを受理し、第1回の「法廷証拠確認」が行われた。法輪功側のバーナード・コラーリー弁護士は(Bernard Collaery)、豪州に亡命した在シドニー中国領事館元一等秘書官の陳用林氏が提供した証拠を法廷に提出した。 コラーリー弁護士は証拠の内容については詳細を言及しなかったが、陳用林氏が事件審理の過程ですでに供述を行ったと述べた。
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