米ディスカバリー、宇宙に飛び立つ

【大紀元日本7月27日】日本人飛行士・野口総一さん(40)ら7人が搭乗した米スペースシャトル「ディスカバリー」は、米東部時間26日午前10時39分(日本時間同日午後11時39分)、フロリダ州ケイプ・カナベラルのケネディ宇宙センターで発射台39Bから無事宇宙へ飛び立った。2003年2月に「コロンビア号」が地球へ帰還する際に空中分解事故を起こして中断されて以来、約2年半ぶりの打ち上げとなる。

NASA(米航空宇宙局)は当初、今年5月に打ち上げを予定していたが、コロンビア事故を受け、安全性を確実にするため、7月に延期し、さらに、燃料センサーの誤作動などで二度にわたり延期していた。

ディスカバリーは、国際宇宙ステーションにドッキングし、ステーションに長期滞在している米国人とロシア人のクルー2人に、食料や消耗品などの物資を補給するほか、ステーションの補修や修理など船外活動も行う予定。

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