中国東部の空気汚染、悪化する一方

【大紀元日本9月12日】最新号の英科学誌ネイチャーによると、中国の空気汚染指数(二酸化炭素濃度による計算)は、1996年から2004年までの8年間で50%上昇し、上昇スピードは加速傾向にあることがわかった。

これはGOME及びSCIAMACHYと呼ばれる衛星によって分析されたデータで、過去10年間のデータを分析した結果、世界中の大多数の地域の空気成分はほとんど変化することなく、二酸化炭素の濃度は1×10の14乗個の分子に留まっていた。しかし、ヨーロッパの一部の地域の情況が改善されたのに対して、中国東部の空気汚染の情況は依然悪化の傾向にあり、一部の地域の二酸化炭素は毎年1平方センチメートルあたり6×10の14乗個の分子が増え、さらに加速しつつある。これは中国の急速な工業化と自動車数の増加によるものだと専門家は見ている。

(大紀元・賢斌)
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