北朝鮮、核兵器放棄の合意を反古に

【大紀元日本9月23日】北京で開催した北朝鮮の核問題を巡る六カ国協議は19日、共同声明を通し、北朝鮮側はすべての核兵器と核計画を放棄することを確約し、米国側は北朝鮮との関係正常化を承諾した。協議に参加した国々と国際社会は一様に賞賛した。しかし、その後一日も待たずして、北朝鮮は後悔し、完全に核兵器計画を放棄することの前提として、米国に先に軽水炉を提供することを求めた。六カ国協議の成果は瞬く間に反古にされた。

米国の譲歩で 合意に助力した

六カ国協議が再開した7日目、各国の代表は全員一致で共同声明に同意した。声明によると、会議に出席する各国は、北朝鮮を含め、各方面の共通の目標が朝鮮半島を非核地帯にすることであると再度確認したという。北朝鮮はその核兵器計画を放棄する以外、再度、核不拡散条約に参加し、国際査察を受け入れるように力を注ぐべきとした。

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