広州市太石村:「村委会主任免職」の民主活動、失敗に

【大紀元日本10月6日】二ヶ月にわたる中国広州市太石村民による「村委会主任免職」の民主活動は、政府の硬軟両様の戦術と暴力の下で最終的に失敗に終わった。

番禺政府は9月12日に63台のパートカーと約千人の警察官を出動し、太石村民が約50日間も見張った村会計帳簿を強行に奪い取った後の15日、村委会主任を免職する目的での「免職委員会」の選挙大会を、16日の午前9時から開催すると突然公布し、党員である元村幹部ら7人を候補者として取り上げた。16日の選挙の結果、政府が指名した候補者は全員落選、当選したのは村民が推薦した候補者ら7人であった。

しかし、当選された7人のうちの6人が政府の圧力を受け、政府に提供された辞職用紙に署名し、最後の一人も23日に辞任した。

▶ 続きを読む
関連記事
1月初めから中旬まで、中国各地で数万人を超える大規模な抗議デモが相次いでいる。トラック運転手の新制度抗議やタクシードライバーのストライキ、土地を失った農民の保障要求など、訴えの内容はさまざまだが、警察は多くのケースで暴力をともなう強制解散や逮捕を行った。
【大紀元日本6月13日】四川省巴中市で8日、警察官による暴力事件が発端で、市民1万人と警官隊との衝突事件が起きた。衝突は深夜1時まで続き、多数の負傷者が出た。ラジオ・フリー・アジアが報じた。 8日夜、
6月6日、双橋区の住民数千人が大足県との合併に反対するデモを行った。当局は機動隊を出動し弾圧した(ネット写真)【大紀元日本6月12日】四川省重慶市大足区で6日、数千人に上る抗議デモが発生した。当局は数
 【大紀元日本5月3日】四川省重慶市江北区魚嘴鎮の楼房村で4月20日、現地政府による土地収用をめぐって警察が村民に暴行を加え、村民30人以上が重軽傷を負う事件が発生した。半数を超える20人以上が重傷で
 【大紀元日本1月29日】6千人の従業員を抱える深セン東道物流公司(DDS)の支社がこのほど、相次いで倒産し、多くの失業者が未払いの賃金を求めて各地でデモを起している。25日には広州市東莞地区の従業員