パキスタン大地震、死者1万8000人

【大紀元日本10月9日】パキスタン国防省のスルタン報道官は9日、首都イスラマバード近辺を震源に大地震が発生し、死者は既に1万8000人に達したと発表した。このほかに負傷者は4万1000人にまで達し、死亡者はさらに増える可能性があるとした。地震は現地時間の8日、午前8時51分ごろ発生し、当日夜までさらに余震は十回以上を数えた。AFP通信が伝えた。

(GettyImages)

カシミール地方の被害がもっとも大きく、国境警備兵約200人が死亡したという。北西辺境にある州の学校2カ所では、児童約400人が死亡した。また同国北部マンセラで学校が倒壊、少女ら約250人が犠牲となった。

CNNの報道によると、8日午後には激しい風雨に見舞われ、救出作業にも影響が出たが、9日午前には天候は回復した。これまでに、日本を含め、国連や各国の緊急援助チームが9日から現地入りし、救援に乗り出している。

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チョゴリザ山(Chogolisa)は中国とパキスタンの国境線です。海抜8611メートルあり、「K2」とも呼ばれ、世界で2番目に高い山です。山頂はピラミッドの形をしており、平均の斜度は45度と、非常に険しいです。
パキスタン南西部バルチスタン州に位置する港湾都市グワダルではこのほど、市民が中国当局の巨大経済圏構想「一帯一路」に抗議するためデモ活動を行ったことが報じられた。中国外務省の趙立堅氏は「フェイクニュースだ」と反論。
2017年、国境検問所で発生した激しい衝突により13人が死亡、80人が負傷する事態となった。この出来事により、現在は追放されたアフガニスタン政府とパキスタン政府との間で深刻な対立が起きた。
それ以来アフガニスタン政府は、この境界線が歴史的な伝統に反しており、法的にも違法であるため抗議を続けてきた