中国:カトリック教地下主教死去

【大紀元日本10月16日】ローマカトリック教会に忠実に信仰したため、中国で24年間監禁されたカトリック教「地下主教」・張伯仁氏は12日、心臓衰弱のため死去した。享年90歳。中央社が伝えた。

米国に本部を置く「ザ・ガーディナル・コーン・ファンデーション」キリスト教基金会(以下、コーン基金会)の発表によると、張氏は1937年から1945年までウルバヌス・ポンティフィシア・アカデミアで勉学し、1942年に神学博士号を取得し、神父の聖職を得た。1986年に主教を授けられた。

帰国後の張主教は中国政府にローマ・カトリック教会との関係を断つように強要されたが、彼は固く断った。のち、張主教は1955年に逮捕され、強制労働収容所へ送られた。

コーン基金会によると、中国に現在35~40人の地下主教がおり、殆どが牢獄に入れられた経験、または軟禁された経験があり、現在は厳しい監視下で生活しているか地元を離れて生活しているという。

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