ロシア:コーカサス地方武装襲撃事件 死者80人に

【大紀元日本10月16日】ロシア政府側職員によると、約150人のチェチェン武装勢力は、ロシア南部カバルジノ・バルカル共和国の首都ナリチクで数箇所の政府機関に対して同時に襲撃し、人質を取り安全部隊と激戦したという。一部の住民は避難し、死傷者が出た模様。死者は武装勢力と住民が含まれ80人に上り、負傷者は120人いると伝えられた。

中央社によると、今回の攻撃は現地のロシア連邦安全局及び内政部の支部機構に対して行われたが、国際写真社の報道によると、武装勢力はナチカ空港に対しても襲撃したが、撃退されたという。

14日、ロシア治安当局は警察及び軍隊を出動させ、戦車で武装勢力を一挙に粉砕し、現場にいた武装勢力メンバーを全員射殺し、人質を救出した。

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