中国広東省南聯村:村民、村幹部職員の塩の横流しに抗議

【大紀元日本10月17日】10月13日中国広東省南聯村村民約1万人が上級政府前に集結し、村の歳入・歳出関連帳簿の監査および汚職職員の懲罰を要求した。同村は海塩の生産により比較的裕福な南聯村だが、塩の生産量の増加にもかかわらず収入が減少していることに疑問を抱いた村民の調査により、村の委員会メンバーの横流しが発覚。今回の集団「請願」に及んだものである。上級政府との交渉は6時間に及んだが、上級政府側は、最終的に、16日に関連帳簿の監査の実施、村の委員会メンバーに関連帳簿の各項を説明させることを承諾した。

自由アジアテレビ局の報道によると、当初僅か十数人が村の代表として政府に対し調査を要求したが、政府が適切な対応を怠る間に、参加者は次第に増加し、最終的には1万人を超えたという。中には、ほかの村や鎮から応援に駆けつけた人も少なくなかった。

村民代表・劉氏の話しによると、当初、政府側は村民の要求を拒否し、政治の話しに終始していた。

海塩を産出する南聯村は裕福な村であるが、ここ数年、塩の生産量が増加しているにもかかわらず、村民の収入が減っているとに気づいた村民は、委員会が塩を横流し、その利益を着服していると疑い、村の歳入・歳出決算書、関連帳簿の監査を求めた。

市政府の調査チームは村民の要求に応じ帳簿等を公開した。監査の結果、明らかな不正が読み取れたが、数ヶ月が過ぎたにもかかわらず、上級政府は詳細な監査を行わず、汚職役人は野放しであった。

村民の調査によると、約70%の塩が村の幹部職員により横流しされ、さらに生活保護者への補助金さえも役人が着服していた事実が明らかとなった。大まかな計算によると、97年に新しい委員会主任が就任して以来、幹部が着服した金額はおよそ2億元から3億元にも上ったという。

11日、村幹部職員の塩密売の証拠を入手した村民は、塩の持ち出しを阻止し、さらに12日、塩業局が塩を収集に来た際、これを拒否した。その夜、代表の一人呉水塔氏が何者かに襲撃され、肩の骨を折る重傷を負った。

政府が16日に帳簿監査実施する旨の回答をした午後9時半ごろ、集結していた村民は三々五々解散した。今回の南聯村事件の今後の進展は焦点の一つとなろう。

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