タイ中部、スズメから鳥インフルエンザ検出

【大紀元日本10月19日】バンコクから150キロ離れたタイ中部のラチャブリ県では17日、スズメから高病原性鳥インフルエンザH5N1が検出された。そのためバンコクでは感染拡散の警戒態勢が再び発表された。中央社が伝えた。

ラチャブリ県の水上市場は観光旅行で有名な場所であるが、付近のスズメからH5N1が検出されたため、今後、観光業に大きな影響を及ぼすことが予想される。また、スズメの移動性が強く、習性が野性的であるため、感染予防がいっそう困難になることが懸念される。

ラチャブリ県ではすでに臨時の対策部を組成し、感染情況の観測が続けて行われる。今のところ、他の家畜による感染の情報はないという。

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