中国山西省、タクシー業者がストライキ

【大紀元日本10月19日】中国山西省臨汾市の約三千人のタクシー運転手とオーナーらが先週、ストライキを行い、政府と結託した無免許タクシーなどに影響され、営業が成り立たなくなったことを抗議した。抗議者はパトカーやタクシーを破壊し、数十台の車両が壊れ、さらに負傷者も伝えられた。中央社が伝えた。

報道によると、臨汾市に横行する無免許タクシーや人力車の運転手は警察官の親戚などが多く、政府関係者と密接な関係があるといわれている。

同市には免許のあるタクシーが1700台なのに対し、無免許のタクシーは800台、無免許の人力車とオートバイは1000以上にも上る。同市のタクシー台数は3000台にも上り、すでに飽和状態であるのに加え、ちょっとしたことですぐ罰金を課せられるなど、「商売が成り立たない」とストライキの参加者は言う。

12日から始まったこのストライキは一時1万人に達し、一部の抗議者には、営業中のタクシーや人力車、公務執行中のパトカーを破壊するなど過激な行動もみられた。

臨汾市政府と関連部門の責任者はストライキ現場に駆けつけ、問題の早期解決に当たっている。

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