メディア王が語る、中国投資の教訓

【大紀元日本10月21日】中国で10年近く投資をしてきたメディア王は最近、中国が友人に対してもいささかな手加減しないことを理解したようである。「エコノミスト」最新号において、メディア王R・マードック氏の中国投資の失敗談が掲載された。

米ニューズ・コーポレーションの会長で「メディア王」と呼ばれているオーストラリア出身のルパート・マードック氏は9月にニューヨークで開かれた会議の席上、中国政府に利用者の情報を提供してきたヤフーを痛烈に批判した。ヤフーの情報提供によって反体制の記者が逮捕され、10年の懲役を言い渡されている。

マードック氏は、北京政府が歴史の流れを逆らい、既に開放へ向かいつつある中国国内のマスコミ市場を封鎖するということは、偏執的な行為としか言いようがないと、その毒舌を披露し、自身の中国での投資が既に行き詰ったことをも明かした。

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