日系米人ロバート・キヨサキ氏単独取材

【大紀元日本10月30日】「金持ちパパと貧乏人パパ」(Rich Dad Poor Dad)は連続4年ニューヨーク・タイムズが選出するベストセラーの座に定着している。著者のロバート・キヨサキ氏は日系米人4世であり、産業や、投資、教育分野に成功を収める実業家。彼の新しい著書「辞職する前に」(Before You Quit Your Job)は実経験を基づいて、サラリーマンから企業家に躍進するためのアドバイスを提言している。

「米国と英国はともに共産主義を実施している。生計のため多くの人々は一生働かなければならぬ、定年退職できなくなる。米国の社会安全及び医療保険の赤字は74兆ドルに達し、世界中の金を集めても、この借金を返せない」とキヨサキ氏は社会安全保険システムに欠陥があることを指摘し、教育現場では学生の財務IQを育成すべきと語った。ちなみにMaricopa Community大学はすでにキヨサキ氏の本を教材にしているという。

キヨサキ氏は大学卒業後、海軍で服役し、1977年に会社を設立した。1985年にはさらに教育会社を立ち上げ、世界中から集まった1万人以上の学生に、ビジネスと投資学を教えていた。

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