中国、空気汚染で毎年40万人死亡
【大紀元日本11月6日】中国国家環境保護総局が未だ発表していない研究によると、中国では毎年40万人が空気汚染によって早死にしている。中国環境企画研究員の王金南氏によると、「2003年の研究では、毎年30万人が屋外空気汚染で死亡し、11万1千人が屋内空気汚染で死亡している。この数字は世界銀行の統計を基にしたもので、実際はもっと高いはずである」。
研究によると、中国住民三分の一が二級以上の汚染都市に住み、1億1千600万人以上が三級汚染都市に住んでいる。王氏によると、二級は健康に悪く、三級は非常に危険とされている。
BBCの報道によると、欧州航空宇宙局の話として、環境測定機器によって中国上空の空気を測定した結果、これまでの10年間で工場、発電所、自動車等から排出される汚染物質は約50%増加している。当局の発表した衛星写真では、北京市の自動車大気汚染が世界で最も酷く、世界の空気汚染の中心となっている。
関連記事
抜け毛や白髪は年齢だけの問題ではないかもしれません。中医学では、髪の状態は「腎のエネルギー」と深く関係すると考えられています。下半身の簡単なストレッチが、髪の健康を支えるヒントになる可能性も。
髪は見た目以上に多くを語ります。ストレスや栄養状態、環境曝露まで記録する“健康の履歴書”としての可能性と限界を、最新研究と専門家の視点から読み解く注目記事です。
「少量なら大丈夫」は本当?240万人を分析した最新研究が、わずかな飲酒でも認知症リスクが高まる可能性を示唆。脳の健康とお酒の付き合い方を見直すきっかけになる一記事です。
「忙しい=充実」と思っていませんか。最新の研究と実体験から、過度な忙しさが心身や人間関係に及ぼす見えない代償を解説。立ち止まることの本当の価値を考えさせられる一編です。
透析は命を救う治療だが、腎臓が本来持つ「回復力」を見えにくくしてしまうこともある。必要な時だけ透析を行う新たな治療法で、回復率が高まったという研究と、透析を離脱できた女性の実体験。