第5回6カ国協議、膠着状態で閉幕

【大紀元日本11月13日】第5回6カ国協議は11日に閉幕したが、米国による核開発プログラムの放棄などの要求は、軽水炉を先に提供しない限り核の放棄は考えないとする北朝鮮の対応と対立し、膠着状態に入り協議に大きな発展は見られないままに終わった。中央社が伝えた。

アメリカ、日本、中国、ロシア、韓国及び北朝鮮による第5回6カ国協議は9日に開幕した。9月19日に達成された協議の合意を実行するように北朝鮮は求められたが、「軽水炉を提供するのが先だ」とする北朝鮮の要求に対して、「時間がたつにつれて、プルトニウムは理論上常に増加することが、私たちが最も憂慮しているところである。原子炉の稼動を直ちに停止し、核の放棄が先決だ」とヒル米国務次官補は強調し、協議は膠着状態に陥った。

9月19日に達成された合意について、北朝鮮側から改善する姿勢が全く見られないため、核放棄の問題はさらに悪化する恐れがある。

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