ブッシュ大統領、中国当局に政治や宗教の自由について、改善を求める見通し
【大紀元日本11月18日】ブッシュ米大統領はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の終了後、20日に中国を訪問する。再任後初めてのアジア訪問であり、大統領は胡錦涛総書記が代表する中国共産党指導部に対し、いままで以上に民主や人権、宗教自由などの問題を提起すると見られる。
アジア訪問直前の演説では、ブッシュ大統領は「中国が引き続き改革開放を進めるよう応援したい。中国国内の民主化は、国際社会に歓迎されるからだ」と述べる一方、台湾は圧制から民主に邁進したと称賛し、「民主主義の台湾は国民に繁栄をもたらし、自由と民主の華人社会を作り上げた」と評価した。
また演説の中で、ブッシュ大統領は中国当局が国民に宗教と政治のさらなる自由を与えるべきであると指摘し、「中国国民は言論の自由、国家権力に制御されない信教の自由を望んでおり、このような国民による社会改善の努力は、中国の発展の一段階であり歓迎されるべきである」と発言した。米国務省のある官僚によると、今回の中国訪問でブッシュ大統領は中国当局の認可した教会を訪れる予定であり、中国国民と一緒に礼拝をすることを望んでいるという。
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