ラオス、脱北者の主要中継地点

【大紀元日本12月6日】北朝鮮での飢えと圧政から逃れてくる、いわゆる脱北者は、現在中国を抜けてラオスを中継し、タイへ亡命するルートを取っている。タイの宣教師、ジュン・ホアン・キム氏はインタビューで、「脱北者がラオス、ビルマで拘束されると中国に送還されるが、タイで捕まったら移民局に送致される」と述べた。国際NGOの調べでは、現在中朝国境には数万から数十万の脱北者が潜伏していると見られている。中国当局は現在、脱北者を経済難民ととらえており、平壌当局の了解の元、強制送還を繰り返している。脱北者は帰国すると収監、処刑の憂き目に遭う。キム氏は「すでに脱北者30人がラオスを抜けてタイに入りバンコク市内の韓国教会に滞在している」と述べた。RFAが11月22日伝えた。

ラオス当局によると、中国人がパスポートを持っていれば、ビザなしでラオス北部の国境を抜けることができる。出入国管理官は北朝鮮人か否かを問わないという。しかしながら、麻薬の密輸シーズンに入ると尋問が厳しくなるため、ラオスからの山越えも難しくなるという。「ここ数週間、脱北者からの支援要請があったが、タイの国境を越えてラオスの潜伏先まで13時間余りかかるため難渋した…二週間前、脱北者46人がラオス・中国との国境地帯で助けを求めて来たが、4人が逮捕され、2人が逃亡した。中国の国境内では何もできない」とキム氏は述べた。

現在、脱北者たちは東南アジアを抜けて韓国を目指している。2004年末、韓国系アメリカ人宣教師、ジェフリー・パク氏がラオス・ミャンマーから中国国境地帯で失踪した。パク氏は脱北者6人を帯同して、ラオスでなくミャンマールートを抜けようとしていた。脱北者がタイを目指す、ベトナム、ミャンマー、ラオス等の中継地点は「南方ルート」として、険しい地形で知られている。

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