中国、血と涙に満ちた「世界の工場」

【大紀元日本12月16日】国際自由労連(ICFTU)が発表した報告によると、中国の離農者と国有企業からリストラされた失業者で、激しい就業競争が繰り広げられているため、賃金が激しく下がり、中国は血と涙に満ちた「世界の工場化」しているという。

ICFTUの報告によると、中国では約2・5億人が一日当たりの所得が国際的な貧困基準(1日当たりの所得または消費1ドル以下)を下回っているという。約7億人が毎日2ドル足らずの所得で生計を立てている。「全世界のためにTシャツからDVDプレイヤまで生産している人は、毎週60~70時間の労働を強いられており、8人~16人部屋に身を寄せ、毎月44ドルにもならない安月給を稼いでいる。しかも怪我をすると、工場から追い出される羽目になる」(同報告書)。

同連盟は向こう10年以内、中国は3億人の雇用を創出しないと、農業と国有企業から離れた人に十分な仕事を与えることができないと警告した。しかし、これは中国の現在の雇用創出能力をはるかに超えている(同報告書)。

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