中国江蘇省:労働改造農場、1万人大暴動

【大紀元日本12月19日】江蘇省北部にある大豊労働改造農場は10月16日、1万人以上の大暴動事件が発生した。今回の暴動で、500人以上の負傷者が出ており、千三百名の囚人が逃走し、近年中国での労働改造農場の最大規模の暴動事件となった。国務院は江蘇省及び近隣の安徽省、山東省の三省から二万人以上の警察を動員し、道路や水路を封鎖し切断して逃走者を捜査すると命じたが、10月末現在、650人が行方不明。香港・中国政情誌「争鳴」11月号が伝えた。

大豊労働改造農場

江蘇省北部にある大豊労働改造(注:共産体制の国で思想改造や洗脳の目的に人々を監禁して強制労働させる制度)農場は黄海に面し、中国の八大労働改造農場の一つ。1957年に上海市、江蘇省公安部と司法部により設立し管轄されている。

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1月初めから中旬まで、中国各地で数万人を超える大規模な抗議デモが相次いでいる。トラック運転手の新制度抗議やタクシードライバーのストライキ、土地を失った農民の保障要求など、訴えの内容はさまざまだが、警察は多くのケースで暴力をともなう強制解散や逮捕を行った。
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