中国安徽省:違法手術で感染、眼球が摘出され

【大紀元日本12月25日】安徽省宿州市市立病院は非医療機構の斡旋のもとで、白内障患者10人に対して、違法な手術を行い、術後感染が発生したことがわかった。うち9人は余儀なく片側の眼球を摘出されることとなった。当局は12月21日に同病院の2級甲等病院の資格を取り消し、関係者の責任を追及する方針だ。

地元紙「安徽市場報」によると、2003年11月に同病院は法律や関連規定に違反して、非医療機構である上海の舜春揚・科学技術貿易有限会社と、白内障の超音波乳化手術を行う協定を結んだ。2005年12月11日、同社の斡旋で、上海第九人民医院の医師と会社側の職員は宿州市市立病院で、10人の白内障患者に対し、超音波乳化手術を行い、術後の患者には重度の感染症状が現れた。

12月12日、患者らは上海の復旦大学付属耳鼻咽喉科病院に搬送され、検査した結果、緑膿桿菌による感染であることが判明し、9人の患者の片側眼球が摘出され、もう1人は水晶体の手術を受けた。20日までには7人はすでに容体が安定したという。

調べによると、事故の原因は宿州市市立病院が、非医療機構と違法に協力協定を結び、診療マニュアルを無視した結果によるものと見られ、当局は詳しい状況をさらに調査しているという。

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