北京認定バンチェン・ラマ、中共政権下のチベット宗教自由賞賛

【大紀元日本12月28日】中国の官製メディアは、北京が認定した第11世バンチェン ラマのギャンツェン・ノルブはチベットの宗教自由を賞賛したと報道。新華社電によると、15歳のギャンツェン・ノルブは、中国憲法および法律の下で自分のようなラマが宗教儀式を執ることはできると発言した。

中共政権は1995年ギャンゼンノルブを第11世パンチェン・ラマに認定した。 ダライ・ラマ法王14世が第11世パンチェン・ラマに認定したゲンドゥン・チューキ・ニマ少年とその家族は、1995年に中共に拘禁され、現在所在不明。

パンチェン・ラマは、チベットの文化と宗教、政治において、ダライ・ラマ法王に次ぐ最重要の存在。ダライ・ラマ法王は1995年5月14日、パンチェン・ラマの真正な転生者の認定を発表したが、これに対し中共側は反発し、パンチェン・ラマの転生者を認定する権限はダライ・ラマ法王になく、中共政府に帰属するものだと主張している。

中共政権によるチベットの占領と弾圧の政策で、チベットの国家としての独立、文化、宗教性、自然環境は破壊され、残酷な拷問などにより基本的な人権まで奪われ、難民が後を絶たない。

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