中国の異議人士、海に飛び込み、政治亡命を希望

【大紀元日本1月4日】中国大陸の異議人士(抗議活動家)は2日、台湾金門県の大胆海域に中国観光船から飛び込み、水上保安隊に救助された。同氏は大陸で迫害を受けていると称し、政治亡命を希望しているという。中央社が伝えた。

金門県の水上保安隊は2日11時頃のパトロール中に、福建省アモイ市からの観光船から人が海に飛び込んだのを発見、救助した。救助された男性は「顔均」と名乗り、台湾に政治亡命をするために飛び込んだという。

男性が当時携帯している声明書に、中国大陸で時勢を批判する文章を発表したため、迫害を受けているため、自由社会に亡命しようとしたと書かれている。

当局の後ほどの調べで、中国大陸に「顔均」という異議人士がおり、天安門事件の名誉回復を呼びかける文章を発表したため、二年間の懲役を言い渡され、去年釈放されたばかりという。

海外の民主運動活動家は台湾当局に善処するよう呼びかけている。

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