ケニア政府、食糧支援3億8,000万ドルを模索

【大紀元日本1月10日】ケニア政府は8日、同国民の飢餓を救済するため3億8,000万ドル以上が必要であると発表した。救済金の60%はケニア政府が負担、残りは国際機関に依存することになるという。

VOAの報道によると、ケニアでは昨年12月から、栄養失調とそれに関連した疾病のため、子供を多く含む少なくとも40人以上が死亡した。同地区では雨季を迎えたが期待したような降水量がなかったため、作物の多くが実らず、人間だけでなく、家畜の多くも死亡した。

国連食糧農業機構(UNFAO)は6日、東アフリカ諸国の国民数百万人が飢餓に瀕していると警告した。当機構によると、ケニアの外、ソマリア、ジブチ、エチオピアにも支援が必要だという。

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